
今週の聖書の言葉
事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。 エフェソ 2:8-9
救いとは、神との関係が回復され、わたしたちが本当の自分として生きる出発点に立たせていただくことです。それは、わたしたちの努力や功徳によってなされたのではなく、全く神の恵みによってもたらされました。だから誰も、「俺はやったぞ!」とか、「私はやったわ!」と自分を誇ることはできないのです。でも、それだったらもうこれから何をやってもおとがめなし、何をやっても構わない、と勘違いする人がいたようです。(ローマ 6:1)神様は、パウロを通してそれは違うとおっしゃいます。確かに、救いを得るために善行を積む必要はない。また、悪いことをしたり思ってしまったから救われることは不可能だということはない。行いは、救いのためではなく救われたから、救いの前ではなく後に来るものだと教えてくれます。今日のみことばに続けて10節に「なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった良い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その良い業を行って歩むのです。」とある通りです。